王子達と甘い恋




「んー!!」


「んーー!!
見えない。

胡桃は見える?」



『見えるわけないでしょ。』


こんな人だかりなんだから。


私達の目の前には
人で壁ができているほど。


『だから言ったじゃん。

もうちょっと
ゆっくりと行けば良かったのに。』



その私の言葉が、
未来に火をつけるとは

思いもしなかった。