「り、な…?」



フッ、と俺は目を覚ます。




また幼い頃の夢を見た。




けど、明らかに違う所が只一つ




「…りなーーーあっ!」



そうだ!



俺はベッドから飛び起きて、側の棚に目を向ける。




そこに飾られている写真




写真には、幼い俺達が海で『4人』映っていた。




「そうだ…コイツが里奈だ。」