一瞬頭が真っ白になる。 莉子があの時外に居た? 「まさか…。授業終わってから結構経つぜ?一体どこ寄り道して…。」 言ってる内に、視界に入る。 俺の手の中にある一つの袋。 俺はゆっくりと中を開けた。 すると、出てきたのは沢山の色とりどりの飴玉。 ーー湊~!!ーー あの日を思い出す あの日も、莉子と司は飴玉を持って… 「もしかして…これを買いに?」