…あれ? どこも痛くない どうして? 「もう止めろ、皆。」 聞き覚えのある声が耳に届く。 嘘… 恐る恐る、私は後ろを振り返った。 「湊…!」 私達と町の人との間には、いつのまにか湊の姿があった。 手には、空の剣が握られている。 「湊さん!」 「どうしてここに…!?」 動揺し始める町の皆。 湊は皆に背を向け、私達の所に来た。 瞬間、私の頭に湊の手が置かれる。