真がもう目を覚まさないことを確認した。




私は、真実から逃げたかった。



でも、真はもう、私の呼び掛けに応じて笑いかけてくれなかった。





―心。………ごめんね。




真がそう言ってる気がした。
それは、真の最後のメッセージだったのかな?
ちゃんと、受け止めてあげなきゃいけないの………?




私は、受け入れたくないのに。