貴方と私の秘密の関係

そう、いつの間にか言ってた…。


最初は泣いてたから、よくわからなかったけど、そう言った瞬間、

和くんが撫でてくれてた手が止まった。


それで、自分が何言ったのか自覚したの。


自覚したけど、顔上げらんないっ!!


どうしよう…言っちゃったよ…っ!!


和くんに、好き…って言っちゃった…。


私のバカっ、バカバカバカっ!!


言わないって決めてたのにっ!!


どうしよう…、どうしよう…っ。


和くんを困らせる…。


そう困って、言葉を詰まらせていると、和くんが口を開いた。


それは予想もしてなかった言葉だった…。