貴方と私の秘密の関係

「うん」


「そっか、じゃぁ気を付けて帰れな」


「うん、じゃぁまたね」


「お~」


こうして何とか新学期最初の授業は終わった。


和くんとも普通に話せたし、これで解決(?)かな?


そして、授業が終わると、少し他の先生と話して、10時に塾を出て、

本屋さんに入って、浩ちゃんをいつも通り待つ。


本を読みながら待ってると、浩ちゃんが急いで入って来た。


「ごめん、待ったか?」


「ううん」


「そっか。んじゃぁ、帰るか」


「うん。ねぇ、大丈夫なの?」