「いいの?美宇、楽しそうだったじゃん」 「いいですよ、また今度来ればいいし」 店を出て、美宇がうちにきたいというので、俺んち。 もう、いろいろ押さえるのが大変。 わかってんのかなぁ…こいつは。 「それに、あたし一人楽しくても意味ないですよ。 デートなんだから二人とも楽しくなきゃ」 ね?という風に俺を見上げる美宇がかわいくて愛しくて さっきまでスネてた自分がばからしくなった。