お昼、3人は学校に来ていた。

もちろん水道を修理しに来たのだ。

「先生ぇー修理にきたよー。」
「悪いね、いつもいつも。」
「いえいえ。」
「てか何回壊れんの?まさかわざと
壊してる?」
「んなわけあるかぁーー!」
バシッ
乃吉が玲奈の頭をたたく。
「いった・・。」
「お前ら手伝えよ。」
「「へーい。」」
「ドライバー持ってきて。」
「はい。」
「ありがと。」







-------20分後---------
「ありがとうございました。」
「えい、そんな・・。」
「はいこれ、お礼です。」
そう言って先生が差し出したのは大きめ
の紙袋だった。
中身はなんと・・・
「「「うおおおおお!」」」
人参やきゅうりといった野菜だった。
「学校で作ったものなんです。」
「ありがとうございます!」
「さあ、帰って昼飯だぁ!」
3人が後ろを向いた時、
「乃吉さん・・。」
「?」
「ちょっとお話が。」
乃吉は一瞬黙った後
「お前ら先に帰ってメシの準備しといて
くれ。」
「・・はーい。」