私はゆっくりと顔を上げた。

『あがった!!・・・と言うことは』

マイクを手渡され、私は

『十夜君』

「ん?」

『守ってくれるの?』

「あぁ永遠にな」

そうして十夜君は、私を抱きしめた。

『王子と姫のカップル成立だーー!!』

「繭~~おめでと~~」

美音が大声でお祝いしてくれた

「葉月さん、おめでと」

「神崎さん」

優しい子

「ありが・・・ひょわっ」

「お姫様だっこでしょ」

「う、うん///」

今日、彼氏が出来ました。

名前は西森十夜。

私の永遠のパートナー