「なにしかめっ面してんのよ?」

「ねぇ。伶ちゃん」

「ん?」

「伶ちゃんのケータイにもしも好きな人からメールが来たらどうする?」

伶ちゃんは最初びっくりしてたけど素直に答えてくれた。

「普通に接するか・・・な。」

そう言って頬を染めた。
もしかして照れてる?

「伶ちゃん好きな人いるの?」

あ。顔真っ赤だ。

「図星でしょ?」

「うっさい!!」

まったく可愛いな伶ちゃんったら。

でもあのクールな伶ちゃんに好きな人かぁ・・・
私が男子だったら即OKだすなぁ。

「伶ちゃん告ったら?」

「無理」

え。即答?

もうすぐ臨海学校だし告ればいいのに・・・
夕日の海でとか!!

いいなぁ・・・