ガラッ


後ろのドアが開いたからそっちを見ると橋本くんが来ていてバチッと目が合った。


「お…おはよう!」


「おはよ」


カバンを肩にかけて私を見る橋本くんは少し笑ってるように見えた。


「橋本くん?」


「何?」


返事をした橋本くんはいつもの無表情になってた。


気のせいだったのかな?


っと…それより、


「橋本くん、お昼一緒に食べない?あっ…ダメだったらいいんだけど!」


でも断られたらショックかも…。


いやいや、このくらいでへこんでたらこの先やってけないでしょ!!


私は首をブンブン振って思考をプラス思考にした。


大丈夫、断られても次がある!