あたしと白金は同時に扉の方へと視線を向ける。 「…七…谷…さん」 そこには驚いた顔をした七谷さんが立っていたー…。 「な…何なの…これ」 七谷さんの顔は少しずつ真っ青になっていく。 そして視線はあたしと白金へとそそがれる。 「っあ…白金…くんっ…」 白金を見たとたん七谷さんの体が震えだした。