あの時白金カッコよかったなぁー…。 白金の事を考えると自然に口元がゆるんでくる。 …今日は特にね。 あたしはそんな事を考えながら小通りを進んでいく。 ーザッザッザザッ …ん? 今の空耳? 後ろから大きな音がしたようなー…。 あたしは後ろを振り返ろうと思ったケド…怖くて振り向く事が出来ない。 ね…ネコ!!! そうだ。 きっとネコだ!!!! あたしはそう心に言い聞かせる。