「どうした?何かたまってんだお前」 何だコイツ。 何でこんな人通りのまったくない道に座りこんでんだ? 「……………」 さっきから話さねぇし。 でもさっき「白金涼…」って俺の名前呼んだよな? まさか この女シカトしてんのか? ざけんな もっかいキスすんぞ!? あぁムカツク。 俺はしゃがんで目の前でコイツの顔を見ようとした。 「おい………」 -ギュッ 一瞬何が起こったのか 分からなかった。