『亮くんには届かなかった…』 『元から好きじゃなかったもんね…』 『私が抱き締めちゃった時…』 『気持ち悪かったよね…』 『心配してくれたのも芝居だったんだね…』 『結局は気遣ってくれてただけだったんだ…』 『もう…私の事はいいから…』 『亮くんは…柚希ちゃんと頑張ってね…』 『さよなら…亮くん』 僕の横をすれ違う彩… 聞こえるのはもう足音だけだった…