僕は全然寝付けないまま 朝を迎えた… トントンッ… 『亮、おはよ』 母さんだった 何かテンションが下がる… 「何だ、母さんかよ」 でも今日は退院日 気持ちを入れ替えなきゃ… また一から頑張ろう。 「な−に言ってんの!」 「彩ちゃんじゃなくて悪かったわね!」 拗ねたような顔で僕を見る母さん 彩の名前で頭が固まる僕… でも何でだろう… 母さんに彩の事言った事ないし…