雨宮んちでバイトを初めて二週間が経った。

だんだん慣れてきてメイド服にもようやく慣れてきた。


ある日の日曜日。


「え、雨宮、熱なんですか!?」

『はい。本人は大丈夫だと言っておられるのですが…。専属メイドとして美月様も来てくださいますか?』

「は、はい!今すぐ行きます!」


と、言ったものの…こんな格好で雨宮家に入れてもらえるのだろうか。

只今の格好…ジーパンにTシャツ。
庶民丸出しだ。

どう見ても雨宮専属メイドには見えない。