「…っ?あ、雨宮?」 無意識に美月を抱きしめた。 ぎゅーっと強く、離れないように。 美月は小さい。 言うことは誰よりも達者だし。 だけど、小さくてもこれだけ強く生きてきたんだ。 将来、俺のそばで支えてくれると嬉しい。 でもそれを言うのはまだまだ先のこと。 「ど、どうしたの?頭、おかしい?」 「ううん」 「じゃあ…何で抱きしめるの?」 ……ん~っと。