《短》私の秘密★【完】

重大な事ほど隠すのが私。

クダラナイ事に隠すのも私と、那々が私の頭を小突いた。



「でも辰己先輩?音々が言えてない事がもう一つあるんです…」



何とも神妙な声に、張本人の私まで流れる涙をそのままに、那々を見た。



「まだあるんか」



「えぇ。私たちの両親が、私以上のブスだという事です…」



「「「は…?」」」



何でそんな事を、そんな声で言うの?

出来ればボリュームを上げて、笑い飛ばす勢いで言って欲しかったんだけど…。

亮英は苦笑し、固まるタツの肩を叩きながら、「おいっ!」と、声を掛けた。