―那々 SIDE―
「―――音々っ!!」
私の前を通り過ぎた音々。
私は亮英と辰己先輩の腕を掴んだ。
「音々を止めて!!」
「“止めて”って何や」
辰己先輩は音々たちが歩いて行った方向を見ながら訊いて来た。
…付き合ってるんだよね?
音々は何も言わなかったの?
まぁ、あの子が変わったのは、あれが原因だもんね。
亮英に話すのも、反対されたし。
「…杏先輩は中学時代、私をイジメてました。音々は私を助けてくれた。でも、仕返しに杏先輩は、彰介っていう、私たちの親友を、歩道橋から突き落としたんです。音々が彰介と一番、仲良かったから、彼氏と勘違いして…」
私はそれだけ教えて、一先ず音々を止めに、2人を追い掛けた。
「―――音々っ!!」
私の前を通り過ぎた音々。
私は亮英と辰己先輩の腕を掴んだ。
「音々を止めて!!」
「“止めて”って何や」
辰己先輩は音々たちが歩いて行った方向を見ながら訊いて来た。
…付き合ってるんだよね?
音々は何も言わなかったの?
まぁ、あの子が変わったのは、あれが原因だもんね。
亮英に話すのも、反対されたし。
「…杏先輩は中学時代、私をイジメてました。音々は私を助けてくれた。でも、仕返しに杏先輩は、彰介っていう、私たちの親友を、歩道橋から突き落としたんです。音々が彰介と一番、仲良かったから、彼氏と勘違いして…」
私はそれだけ教えて、一先ず音々を止めに、2人を追い掛けた。

