「お前、そんなキャラなんや」



「自分でも不思議…っ」



足をプラプラとさせなが、タツを見上げた。

数秒間、見つめ合い、引かれるようにキスをした。

触れるだけの、優しいキス。

私にはまだ言えてない、家庭の諸事情があるけど、この幸せ、続かせたい。

那々と亮英が「1年なんてあっという間」なんて言ってたけど。

私は1年より、10年20年と、タツと居たいよ。



「私を愛して…?」



「お前の腰は持たへんやろ」



…はい?;;

こいつは、“愛す=えっち”という方程式を持ってるんですか?

…ドアホでド変態だ;;