行為が終わると、タツは二つ連なる私の横のテーブルに、上半身、裸のまま、腰を下ろした。

自分はちゃっかり、下着もズボンも穿いちゃって…。

私は重たい腰を必死に動かし、起き上がり、下着を戻した。

カッターシャツを羽織り、スカートだけを穿いて、タツを見る。



「何や」



「何でくっついてくれないの?」



えっちをした後って、こんなに離れるのが寂しくなるの?

もっともっと、くっつきたくなるモノなの?



「はぁ…。自分から来いや」



タツは私に呆れながらも、引き寄せてくれた。

私はタツの腕に抱き着いた。