「ん。終わり。悪かったな巻き込んで」 膝の傷を水で洗い流し、ご丁寧に絆創膏も貼ってくれた 「いえ、大丈夫です…たいしたケガしてないですし?」 「そっか…じゃ、気をつけて帰れよ」 っと言って、私に背を向ける"タナハシ"くん 『こんにちは!お二人さん』 去ろうとしていた、彼を遮った言葉 さっきの、空耳と同じ声? ってか、何?これ… 私達の目の前に現れたのは、全長30センチくらいの羽根の付いた女の子 妖精?