愛の天使が舞い降りた


「…行くぞ」

「あ、うん。」


再び、棚橋くんの隣を歩き始める

もちろんよそ見はしない
転ぶのは、もう嫌だから



「ん。ついた」

「ん?」


喫茶店…?


「俺のバイト先」

「え?!」


バイト先ってことは、今日バイトが入ってたの?

私、もしかして邪魔なんじゃ…


「バイトは今日は休みだから気にしなくていいよ?」

「え…?」


なんで、私の考えてることわかったの?
エスパーですか?


「顔に書いてある。お前、わかりやすいな」


そう言いながら、喫茶店の扉に手をかけた棚橋くん

そして、彼に続きお店に入った