私の横に無理矢理座らせて、相原君の弁当袋を開ける、と


「相原君おにぎりだけなんだ?」


「うん、まあね…」


やだっ!!めちゃチャンスだわ☆これって毎日作ってきてあげるって言えるじゃん!


食べてる手を止めて身を乗り出す


ちょっと上目遣いでね、サラッと髪をなでる仕草も入れて


我ながら完璧だわ


「ねぇ相原君、私毎日お弁当作って来てあげようか?」


すると彼は少し困った顔をして


「ありがとう、でも大丈夫だからさ。ごめんな」


「そ、そう…」


おにぎりを食べる彼の横で平然を装ってた私だけど


悔しくて…ムカついた








何で落ちないのよ




その後ほとんど弁当は食べないで舞をつれてトイレへ…