『結愛ちゃんはこの学校で一番可愛いって噂の子!千早、なんか用事でもあんの?』 「あー落し物拾ったから届けに行く。」 ハンカチを見せながら言うと、吉高は『俺も行きたい!』なんて言いだした。 ただ渡すだけなのに、なんでついて行きたいのか意味不明。 『なんか食べてから行こーぜー』 「おー」 吉高行くきマンマンだし、まいっか。 『ところでさ、飯は?』 「え、知らね」 『おっまえ!一回死んどけ。もう全部売れ切れだし。まじで』