そんなことを話している間に、会社へと着いていた。 『何で、倉庫なん…ですか?』 『敬語苦手でしょ?いいよ。タメ口で!』 笑いながら、仁に言う。 『何で手がかりが、倉庫にあるわけ?』 『華恋は…死んだ。ここで、脚立から落ちて。それが、華恋からの最後のメールだったんだ。』 『あいつが死んだ?!…メールって?西野は?もしかして、西野は…知ってるのか?』 仁は頭の中が真っ白になり、自分が何を言っているのか、よくわからなかった。