『かなり高いだろうねぇ…あたしに何があっても、店長や潤悟にはシカトしてもらわないといけないから。あたしが1人で探りを入れなきゃ、余計に危険度は上がるしね。』 そう…。 あたしが1人でやっても危険すぎる……。 それでも、絶対に翔を店長にした本当の理由を、調べないといけない気がする。 『お前がそう言うってことは、とめたとしても……やるんだな?』 『うん、ごめん!』 あたしと仁はこんな話をしながら、夜が明けるのを待っていた。