敦也が死んでから初めての涙が、潤悟の目にはうかんでいた。







∥∥ 次の日。∥∥∥∥∥




潤悟は学校を休んだ。







俺は…何で敦也の気持ちに気づかなかったんだ……。




部屋にこもったまま、潤悟は1人自分を責め続けていた。







ピーンポーン




玄関のチャイムが鳴り扉を開けると、中西先生が立っていた。







『休んでも…林くんは、戻ってはこない……。昨日、こたえてあげられなかったから。』