「ね、ねぇ!せっかくだから、みんなで行こ?」 戒と風雅の言い合いが嫌になった私は言った。 「優衣が言うなら…。」 私の言葉に戒はそう返事をし、チラッと風雅のほうを見た。 「チッ、仕方ねーな。」 風雅も渋々了承してくれた。 そして私達は教室を出て、屋上に向かった。