「だって、優衣、前の学校で問題起こして、退学になったじゃん。だから、赤坂に転校するよう、手続きしたから。」



「いやだ〜〜〜!!なんで私が〜!!」



私が必死に嫌がっていると、



「優衣?行くわよね?(黒笑)」



黒いオーラをもったお母様にそう言われ、私は


「………行かせてもらいます。(鬼だ…。)」



そう言ってしまった。



「よし!そうと決まれば、はい!これ!」



私が断念すると、いつもの母さんに戻り、箱を手渡してきた。