「……ざけんな。」



「あぁ!?」



「ふざけんなっっ!!!!!!」



私は女の胸ぐらを掴み、顔を殴った。



私のことをバカにするのはいい。



だけど、私の大切な人達をバカにするのは許さない!!



私は暴れまくった。



『優衣、俺にはな、喧嘩をする理由があるんだ。』



『理由?』



『ああ。俺は俺の大切な人達をバカにしたり、傷つける人は許さない。俺は大切な人達のために喧嘩をするんだ。』



『大切な人達のため?』



『ああ。だから、優衣も大切な人達の為に喧嘩をしろ。無意味な喧嘩はするな。もし、何かあったとしても俺が話聞いてやるからな。』



『うん!!優衣、大切な人達を守る為に喧嘩するよ!!強くなるよ!!もし、優衣が何かしても、話聞いてくれるんだよね!?』



『そうだ。言ったじゃん。俺はいつでも優衣の味方だから。優衣を信じてるから。優衣を守るから。って。』



『“怜兄"、大好き!!』