「ねぇ、優衣、あのババアうるさくない?」



席についたと共に、空が話しかけてきた。



「あ〜、やっぱ空もそう思った?私もう「そこ!!何話してるんですか!?」」



私が空に話し返していると、ババアが私の言葉を遮った。



「葉月さん!!あなた、遅刻してきたのに話すなんて、いい度胸ね!!罰としてこの問題を解きなさい!!」



ババアはそう言い、黒板に書いている問題を指差した。



なんで私!?空だって話してたじゃん!!



そう思いながらも私は席を立ち、黒板に歩いていった。