[風雅side]



俺は俺の肩に頭を預けて眠る優衣の綺麗な金色の髪を撫でていた。


その時、



「風雅〜!!優衣は〜?……って…あれれ!?」



「どうした、空?……はぁ!?」



うるさい奴が来た…。



「どうしたの?空、大地?」


「光樹!!ゆ、優衣が!」



「優衣がどうしたの?………なるほどね…。風雅、優衣、寝ちゃってる?」



「ああ。」



「そっか…まだ時間あるし、寝かしといてあげよっか。空、大地、行くよ。」



「え、でも優衣が〜。」



「そうだぜ!!だから…「行くよね?」」



「「はい…。」」