「優衣…。」 後ろから声がし、振り返ると風雅がいて、 「楽しいか?」 と聞いてきた。 「うん、楽しい。」 「なら、良かった…。」 「連れて来てくれてありがとうね。」 「ああ。」 私達は砂浜に肩を並べて座った。