「優衣…記憶がないときと別人だな…。」



「ん?大地、何か言った?」


「べ、別に!何でもねぇよ!!」



怪しい…。



そう思っていると、



「ひとまず、優衣、その格好じゃ風邪引いちゃうから帰ろ?」



光樹が話しかけてきた。



「え?私は別にいいんだけど…。」



「ダメ。早く溜まり場行って着替えるよ?」



「分かった。」



そうして、私達は学校を出て溜まり場に向かった。