「お〜い、優衣達、そろそろいいですかぁ?」



「あ、ごめんごめん。」



大地の言葉で私は敦達から離れた。



てか…



「なんで風雅がイライラしてるの?私、何かしたっけ?」



「あ〜、気にしないであげて。」



「ふ〜ん…分かった。」



そう光樹と優衣が話しているとき、



「風雅、何イライラしてんだよ。優衣と敦さん達にとってあれは毎日やってたことだから、普通なんだよ。恋愛感情じゃねぇんだ。仲間としてなんだから。」



「分かってるけど…ムカつく…。」



「ハッ。どんだけ優衣に惚れてんだよ(笑)」



「っ////うるせぇよ!」



戒と風雅がこんな話をしていたなんて、優衣は知らなかった。