ガチャ 風雅が幹部部屋のドアを開け、私達は中に入った。 敦…燐…彗…幸也…。 私の目には蘭蝶11代目幹部のみんなが映っている…。 「優衣…。」 敦が口を開いた。 私は耳を塞ぎたくなる衝動を抑えて、敦達を見た…。 大丈夫…また何か言われても、私にはみんながいるから…。 風雅がいるから…。 「………ごめんな。」