ツー…… 私の頬にはいつの間にか、涙が伝っていた。 ほんとは助けてほしかった…。 誰かにそう言ってほしかった…。 でも、怜兄を殺してしまった私は…存在していいのかさえも分からなかったのに、誰かに助けを求めることなんてできるはずがなかった…。 苦しくて…悲しくて…助けて!!っていつも心の中で叫んでた…。