「っ!!」



怜兄が死んだのは私のせいだ…。



敦達の言葉はあの時の私にはまるで頭を金槌で叩かれたような気分だった。



私…敦達から怜兄を奪っちゃったんだ……。
私は生きてたらいけないんだ…。



そんな想いがいつも頭の中をぐるぐる回ってた…。



死にたかった…死んでこの苦しい想いから逃れたかった……。



でも、どうしても死ねなくて…死ぬのが怖くて……。

生きたい!!その想いにいつも勝てなくて…。



だから…死ぬことができなかった…。