ガタッ 急に音がして見てみると、優斗が怒りをあらわにして、俺達を見ていた。 そして、俺達の前に来て、 ガシッ 俺の胸ぐらを掴んだ。 「なんで優衣にそんなこと言った!?ああ゙!? お前らにとっちゃ、優衣は怜兄のただの妹にすぎねぇかもしれねぇ。 でもな!俺と紘斗や怜兄にとってはかけがえのない妹なんだよ!! 命に変えても守りてぇ大切な妹なんだよ!!」 涙を流しながら言う優斗に俺達はなんてことをしてしまったんだろうと思った。