「何だ?」



「あ、戒さん、白虎の方達をお連れしました。」



「通せ。」



「はい。」



すると、白虎のみんなが入って来た。



「優衣〜!!」



ギュッ



「ぐえ!!」



入って来たと同時に空に抱きつかれた。



「空、優衣に迷惑ですよ。」


「え〜。優衣、迷惑だった?」



うっ…そんな目で見つめられたら……。



「空。」



「ちぇ〜、分かったよ。」



筴の言葉に空は口を尖らせながら、渋々私から離れた。