「っはぁ…。」 『いやああぁぁぁ!!れ……にぃ………なさい…ヒック………。』 『れい……がし……のは……せ…だ!!』 『……とを…か……くれ!!』 何かが聞こえる…。 それに赤い血……。 「…な…にこ…れ…?わた…し……。」 「おい!優衣!!大丈夫か!?」 ハッ 風雅の声で激痛が治まり、声も聞こえなくなった。