雨が降り出して、天高く傘を広げた。 空から落ちるその雨から、傘が僕を守ってくれている。 だから今度は… びしょ濡れになった君の心に 僕がそっと、傘をさすよ。 もうそれ以上、君の心が濡れてしまわないように… 傍でずっとずっと、傘をさすよ。 悲しみが、君の心を濡らさないように。 二人で一つの相合い傘。 いや、二人だけの愛合い傘。