世界で1番君が好き

「俺、ひねくれてる」

「知ってる」

「優しくもない」

「知ってるよ」

「意地悪だし…こんな俺が好きなわけ?」

「全部知ってるよ!だけど大好き」

私は京君にくるまれたまま言った。

京君はゆっくり体を放す。

「恥ずかしいから1回しか言わねぇぞ」

京君は恥ずかしそうに下を向いて、一呼吸おくと私をしっかりと見た。

そして……。

「好きだ」

私は微笑んだ。
今度は泣かなかった。