世界で1番君が好き

「な、何が?」

私は恐る恐る尋ねる。

「昼休みのアレ、いきなりしなくなるから周りからいろいろ言われただろうが」

アレというと…昼休みにサッカーしている京君に手をふっていたことかな。

「ケンカ中だのフラれたのだのごちゃごちゃと…それに」

京君は私から目をそらした。

「気づいたんだよ。あれがないならないで寂しいって」

最後のほうは声が小さかったけれど、私の耳まで届いた。

くすぐったい気持ちになって、言葉が溢れ出そうだ。