世界で1番君が好き

「バカじゃないょ!!」

私も大きな声で叫ぶ。

ここからは遠すぎて顔までは分からないけれど、きっとその大きな瞳を恥ずかしそうにふせているだろう。

やがて彼らはサッカーを始めた。

私はちょっと落ち着いてお弁当の続きに手をつける。

だけど、できるだけ視線ははずさない。