世界で1番君が好き

メールを始めて2ヶ月程たった8月。

夏休みだったけれど進路のことで学校に登校してくる3年生は多かった。

私はその日、担任に就職よりも進学をと強く勧められたんだっけ。

だけど、私が就職するという思いは強くて・・・。

結局先生は諦めて、私は解放された。

灼熱の太陽が照らすアスファルトを私は1人、歩いていた。
家に帰っても暇な私は、本でも買って行こうと、駅に寄った。

狭くて田舎の駅にいるのは、お年寄りか学生。
たまに出張かな、と思われるサラリーマン。

寂しい駅だなあなんて思いながら、本屋に辿り着いた時だった。

「圭」