世界で1番君が好き

「そんなの分からないでしょ。
人の気持ちなんて変わるものなんだから」

愛し合っていた両親だって離婚した。人の心は変わるんだ。
いい方にも、悪い方にも。

不適な笑みを見せると京君は破顔してみせた。

「お前っておもしろいよ。変なやつ」

「変なやつって何よ!」

私はわざと怒ったふりをしながら、だけど内心は嬉しくて楽しくて。
心弾ませながら京君と駅まで帰っていったのだった。